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【その1】

「なぜ農薬を使うのか?」

地球上には約30万種の植物が存在するといわれます。その中から長い歴史を通して選び、改良を重ねて農作物がつくられました。野生種は外敵から身を守るため、毛・トゲや毒などの形質を獲得してきました。こうした性質は食糧としては利用できないため、品種改良が進んでいきました。それによって、農作物は野生種より実が大きく、味が良く、栄養価が高いと言われているため、害虫にとっても「おいしい」のです。そのため、害虫や病気の被害に合いやすく、人類が農業を営み始めた頃から、病害虫との戦いが始まりました。そして、現在のような農薬を使った害虫の防除法が確立していったのです。
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